というので、週アスを見てみたら、レポTVでご一緒している、えのきどいちろうさんが、スマホアプリTunein Radioのレビューを書かれていた(6/12号、5/29売り)。そうそう、俺以外が皆iPhoneユーザーというレポTV。確かにTunein率が高い。(俺はiPodTouchと、白ロムで買ったSO-03CにiijmioのSIMで。通話は未だにドコモガラケー)
Tuneinのいいところは、iOSとAndroidはもちろん、Windows Phone、BlackBerry、Palm、Samsung Bada という対応OSの豊富さである。GPS情報を元に、近隣の聴取可能放送局もリストアップしてくれるし、お好み局のプリセットももちろん可能。有料版なら、広告削除の上、タイマー録音や、希望の局をアラーム再生できる。
で、一番大きいのは、Tuneinの持つリストにないネットラジオ局は、自分で登録できるというところ。端末単位で登録とか、無料のアカウントに登録して、同一IDの端末間なら共有可能。とかはもちろんで、専用フォームで登録すれば、極端な話、自分がやってるネットストリーミングとかも登録できる(常時送出されている、再生にパスワード認証などを必要としない、など条件はあるようだ)。
どういうことかというと、このTuneinアプリがあれば、国内コミュニティFM局でネット再送信を実施している局はほとんど聴けるということなんですよ。いわゆる「i-コミュラジ」非対応のコミュニティFM局でも、サイマルラジオ参加局は、ほぼ全て聴けるといっていい。俺も数局は登録したけど、みんなマメに登録しているんだねぇ。
(今月開始されたインターネットサイマルラジオ参加局は、現状Flashのみで配信なので、このアプリでの聴取は不可能)
コミュニティFM局のインターネット再送信は、radiko.jpのような地域制限がないことから、全国(物理的には全世界から)から聴くことができるので、関東を中心にネット再送信を実施するコミュニティFM局で思わぬ番組が増えている傾向もある。レディオ湘南(藤沢市)の安齋肇さん、湘南ビーチFM(葉山町)の佐藤竹善さんの番組などが、その例といっていいでしょう。県域FM局では難しい、幅広いジャンルでの選曲とトーク。それを、合法的にインターネット配信できる。しかも割りと低コストで。そこに目をつけて複数局ネットを展開している番組も、実際に現れてきている。
あと、ごく僅かながら制作能力の高い局は、面白い番組をやってたりするんですよ。昨年から出来る限り追い続けている、FM-JAGA(北海道帯広市)の「らじおPUNK!」(月~金曜 22時~24時)は、その良き例。この番組については、また改めて紹介しますが『4月から12年目に入った、中高生対象のネタ投稿2時間生ワイド』という概要だけで、(特にラジオ好きの方は)驚いて頂けると思うのです。同局は深夜帯にJ-WAVEの再送信が実施されているので(FM波のみ)JAGAの聴こえる十勝管内の中高生たちは、ラジオはJAGA聴いてれば十分楽しい!(HBCもSTVもAIR-G’も要らないぜ)ってことになっちゃってそうで心配もありますが。
番組自体のカラーが強いコミュニティFM局は僅かですが、ウメダFM Be Happy789!のような、モアミュージックを中心にした局とか、鹿児島/沖縄で多い、細分化された地域性にそれぞれ根ざしている局なども、個性を持った局として紹介できるかと。そういったラジオが、手元のiPhoneやAndroidから好きなだけ楽しめてしまうんですよね。
なので、国内局を楽しむだけでも、Tuneinは使いで十分。そして無料ですし。週アスのえのきどさんのレビューにある、海外の音楽専門局を楽しむ手もあるでしょう。あと、なんだかよく分かんないけど、NHKラジオ第1・第2・FMのネット再送信(愛称 らじるらじる、東京局の再送信)も、このTuneinアプリで聴けてしまいますが。。。
なので、こういったアプリが、ラジオ受信機よりも手軽に浸透して、ラジオ聴取の選択制の自由度を増やし、3GやWi-Fiであまり場所を選ぶこと無く聴ける。というのは、県域セールスで生きてきた地上波AM・FM局にとっては、今後脅威となっていく。という覚悟を、正直持っていたりもするのですが。


