ラジオの改編については、同業者でもあり、私見を述べるのは控えてきたのですが、本日は大変震える事象を確認しましたので、是非に申し上げたく。


田村美香さんがカーナビを降板したと。
14年目に入って、近年は聴取率でもSTV撃破に成功した看板番組の出演者が降板するとは、よっぽどの出来事か、もしくは私事かと思っていたら。

ら。

10月新番組に向けての、準備なのだと。
それに向けての、充電期間だと。


この時期の発表です。異例なのはリスナーだってわかる。
もちろん、民放4局時代に入った道内ラジオで、HBCラジオを聴取率低迷から救った功労者であることは間違いなく、これくらいの期間が与えられて然るべき。

しかし。ここまでの待遇で、10月新番組なのであれば、どう考えてもアシスタントとして出演することは考え難く、『田村美香 新ワイド』であることは十分考えられるわけで。
HBCラジオで女性パーソナリティが単独メインとなるワイド番組は、野球中継前後のファイターズDEナイトを除けば(斉藤こずゑさんも大変優秀なパーソナリティですが)、テレビで活躍の渡辺陽子アナが担当した土曜午後ワイド「エール」とか、80年代まで戻って、パートナーの緊急降板により村井裕子アナ(当時)が一人で担当することになってしまった平日午後~夕方の「ハロードライバー」「ベストテンほっかいどう」くらいしか思い浮かばず。それだけ期待は大きいことでしょう。

新番組が重要な位置を占めることは確実で、それがどの時間帯で展開されるかは、他社でも絞込みは出来ている事でしょう。
その予告が、あろうことか6月になされたわけです。それも業界内の噂レベルではなく、リスナーに向けても明確にアナウンスされた状態で。これがHBCが他局に叩き付けた挑戦状でなければ何なのかと。


カーナビって、「真夜中ラジオ組」「タテノリライブパーティー」で山田孝志ディレクター(当時)が見出して東京から移住させたYASUと、HBC局アナを退社して、教師や他局出演などを経てフリーアナとして戻ってきた田村美香による、HBCの平日午後帯では久々の『局アナがメインでない午後ワイド』だったと記憶しています(カーナビ以前では、Mr.デーブマンと寺内真理の73年あたりまで戻るのでは)。認知され、支持を受け、花開くまでに実に長い時間を要したわけですが、そのコンビを分割させてまでスタートさせる新番組の成功の可否は、道内のラジオの聴取構造にも大きな影響を与えそうで、動向注目なのは言うまでもありません。


ちなみに。『カーナビ残留組』で、かつてはSTVラジオで夜ワイド「ラジクリ」や、「アタックPUSH!(アタックヤング)」のパーソナリティも務めた大森俊治が、何の因果か、来週からHBCラジオの金曜24時枠に登場するのです。直接的な要因は、その枠を担当していた新井理アナの“2回目の営業職異動”に伴うもののようですが、大森が担当していたアタヤンは金曜日。かつ、大森の後任となったのは、誰あろう、音尾琢真なのです。なんと、約9年を経て、直接対決の日が来るとは。こっちの勝敗はある意味明確でしょうが、だとしても凄い編成組んだなぁ、HBC。